ヒューマンのクラス
2007年 01月 18日
唐突に思いついたのでやってみます。
普段、なんとなしに使っている各職業の名前ですが、
それらの単語には、どのような意味が隠されているか、
私の見解で解説させていただきました。
第一回目は、ヒューマン編です。
ヒューマンファイター
Human Fighter
人間の戦士
ウォーリア
Warrior
戦士、勇士
→ファイターよりもより猛々しいイメージです
ナイト
Human Knight
人間の騎士
ローグ
Rogue
ごろつき。一匹狼
→英語そのままの意味だと悪漢だとか、いたずら好きな子供だとか、そんな意味のようです。転じて前科者などの意味になることも
ウォーロード
Warlord
将軍、一軍を束ねる者
→戦争を表すWarに統治者や君主を示すLordが付随することで、軍隊の長という意味になります。略して隊長
グラディエイター
Gladiator
(古代ローマの)剣闘士
パラディン
Paladin
→実はコレ!といった訳語がありません。もともとパラディンとは西ローマ帝国の皇帝シャルルマーニュ(通称カール大帝)に付き従ったと物語でいわれる勇士の名前です。日本でいうところの真田十勇士のようなものかもしれません。それがファンタジー世界では、聖なる騎士といった意味合いで使われることが多いようです
ダークアヴェンジャー
Dark Avenger
暗黒の復讐者
トレジャーハンター
Treasure Hunter
宝を求める(探す)者
ホークアイ
Hawkeye
鷹の目
→厳密には、造語に近いようです。鷹を表すHawkにeyeをつけ、それらしい意味合いの言葉になっています。「Hwekeyed+○○」となると「目つきの鋭い○○」の意。また、アメリカ海軍にホークアイの異名を持つ哨戒機が存在します
ドレッドノート
Dread Nought
猛者、命知らず、勇敢な者
→Dreadは恐怖の意。Noughtは「少しも~ない」の意。つまり恐怖することがまったくない者となります
デュエリスト
Duelist
決闘する者
フェニックスナイト
Phoenix Knight
不死鳥の騎士
→本来なら定冠詞のTheが付くような気がします。これも造語ですね
ヘルナイト
Hell Knight
地獄の騎士
アドベンチャラー
Adventurer
冒険家
→転じて投機家とも
サジタリウス
Sagittarius
射手
→そのまんま射手座の意
メイジ
Human Mystic
人間の神秘主義者
→公式の英字表記ですとメイジではなくMystic(ミスティック)です。これは神秘などの意
ウィザード
Human Wizard
人間の魔法使い
→Wizardとは男性の魔法使いを示す言葉です。本来、女性はwitch。ただしwitchは欧米などで蔑称に近いものがあるため、ゲームなどでも用いられないことが多いようです
クレリック
Cleric
聖職者
ソーサラー
Sorcerer/Sorceress
魔法を使う者
→もともとの語源と思われるSorceryはラテン語で「古代の宗教の秘儀」の意。それが転じてイスラム世界では魔術を使う者をソーサラーと呼ぶとのこと。しっかり公式にも書かれているSorceress(ソーサレス)はソーサラーの女性版です。余談ですが、「ハリー・ポッターと賢者の石」のアメリカ版タイトルは「Harry Potter and Sorcerer's Stone」でした
ネクロマンサー
Necromancer
魔術師、降霊術者
→Necroには、死体に纏わる事柄のニュアンスがあります。例えばネクロポリス(necropolis)は古代の大規模な墓地の意。そのため、ファンタジー世界では死霊や死人を使う者として描かれることが多いようです
ウォーロック
Warlock
(男の)魔法使い
→これも男性称。中世で黒魔術を実践する者との意で用いられたようです。直訳すると「言葉を破る者」。つまり、もともとの意味は詐欺師です。リネージュ2の猫使いにはミスマッチなクラス名かもしれませんね
ビショップ
Bishop
司教
→すごいクレリックとでもいえるかもしれません。ちなみに司教はカトリックの呼び方です
プロフィット
Prophet
予言者
→イスラムではプロフィット=マホメット(イスラム教の開祖)を示すとのこと
アークメイジ
Archmage
大いなる魔法使い
→Archが「主な」「大きな」の意。要するに大天使(ArchAngel)のArchなんですが、ニュアンスを日本語にするのが非常に難しい言葉なため、英語に堪能な方からは不満の出る訳語かもしれません……
ソウルテイカー
Soultaker
魂を狩る者
→魂(Soul)を拾う(take)です
アルカナ ロード
Arcana Lord
神秘を統べる者
→アルカナはラテン語で「秘密」や「神秘」の意。Lordはウォーロードのロードと同じ
カーディナル
Cardinal
枢機卿
→カトリックにおいて、教皇の次に高い地位の聖職者を示します
ハイエロファント
Hierophant
法王
→正確には「(古代ギリシャの)神秘儀式の司祭」。法王といっても、ご高名なローマ法王の法王を意味するか否かは諸説あります。また、ハイエロファントを法王と呼んだり司祭と呼んだりするのは、タロット使いにより異なるそうです。日本では某漫画の影響もあって法王が定着していますね。余談ついでですが、ローマ法王は、正しくはローマ教皇だそうです。教会は教皇で統一して欲しいとの声明を出しているものの、メディアではすっかり法王が定着してしまい、混在に頭を悩ませているとのこと
普段、なんとなしに使っている各職業の名前ですが、
それらの単語には、どのような意味が隠されているか、
私の見解で解説させていただきました。
第一回目は、ヒューマン編です。
ヒューマンファイター
Human Fighter
人間の戦士
ウォーリア
Warrior
戦士、勇士
→ファイターよりもより猛々しいイメージです
ナイト
Human Knight
人間の騎士
ローグ
Rogue
ごろつき。一匹狼
→英語そのままの意味だと悪漢だとか、いたずら好きな子供だとか、そんな意味のようです。転じて前科者などの意味になることも
ウォーロード
Warlord
将軍、一軍を束ねる者
→戦争を表すWarに統治者や君主を示すLordが付随することで、軍隊の長という意味になります。略して隊長
グラディエイター
Gladiator
(古代ローマの)剣闘士
パラディン
Paladin
→実はコレ!といった訳語がありません。もともとパラディンとは西ローマ帝国の皇帝シャルルマーニュ(通称カール大帝)に付き従ったと物語でいわれる勇士の名前です。日本でいうところの真田十勇士のようなものかもしれません。それがファンタジー世界では、聖なる騎士といった意味合いで使われることが多いようです
ダークアヴェンジャー
Dark Avenger
暗黒の復讐者
トレジャーハンター
Treasure Hunter
宝を求める(探す)者
ホークアイ
Hawkeye
鷹の目
→厳密には、造語に近いようです。鷹を表すHawkにeyeをつけ、それらしい意味合いの言葉になっています。「Hwekeyed+○○」となると「目つきの鋭い○○」の意。また、アメリカ海軍にホークアイの異名を持つ哨戒機が存在します
ドレッドノート
Dread Nought
猛者、命知らず、勇敢な者
→Dreadは恐怖の意。Noughtは「少しも~ない」の意。つまり恐怖することがまったくない者となります
デュエリスト
Duelist
決闘する者
フェニックスナイト
Phoenix Knight
不死鳥の騎士
→本来なら定冠詞のTheが付くような気がします。これも造語ですね
ヘルナイト
Hell Knight
地獄の騎士
アドベンチャラー
Adventurer
冒険家
→転じて投機家とも
サジタリウス
Sagittarius
射手
→そのまんま射手座の意
メイジ
Human Mystic
人間の神秘主義者
→公式の英字表記ですとメイジではなくMystic(ミスティック)です。これは神秘などの意
ウィザード
Human Wizard
人間の魔法使い
→Wizardとは男性の魔法使いを示す言葉です。本来、女性はwitch。ただしwitchは欧米などで蔑称に近いものがあるため、ゲームなどでも用いられないことが多いようです
クレリック
Cleric
聖職者
ソーサラー
Sorcerer/Sorceress
魔法を使う者
→もともとの語源と思われるSorceryはラテン語で「古代の宗教の秘儀」の意。それが転じてイスラム世界では魔術を使う者をソーサラーと呼ぶとのこと。しっかり公式にも書かれているSorceress(ソーサレス)はソーサラーの女性版です。余談ですが、「ハリー・ポッターと賢者の石」のアメリカ版タイトルは「Harry Potter and Sorcerer's Stone」でした
ネクロマンサー
Necromancer
魔術師、降霊術者
→Necroには、死体に纏わる事柄のニュアンスがあります。例えばネクロポリス(necropolis)は古代の大規模な墓地の意。そのため、ファンタジー世界では死霊や死人を使う者として描かれることが多いようです
ウォーロック
Warlock
(男の)魔法使い
→これも男性称。中世で黒魔術を実践する者との意で用いられたようです。直訳すると「言葉を破る者」。つまり、もともとの意味は詐欺師です。リネージュ2の猫使いにはミスマッチなクラス名かもしれませんね
ビショップ
Bishop
司教
→すごいクレリックとでもいえるかもしれません。ちなみに司教はカトリックの呼び方です
プロフィット
Prophet
予言者
→イスラムではプロフィット=マホメット(イスラム教の開祖)を示すとのこと
アークメイジ
Archmage
大いなる魔法使い
→Archが「主な」「大きな」の意。要するに大天使(ArchAngel)のArchなんですが、ニュアンスを日本語にするのが非常に難しい言葉なため、英語に堪能な方からは不満の出る訳語かもしれません……
ソウルテイカー
Soultaker
魂を狩る者
→魂(Soul)を拾う(take)です
アルカナ ロード
Arcana Lord
神秘を統べる者
→アルカナはラテン語で「秘密」や「神秘」の意。Lordはウォーロードのロードと同じ
カーディナル
Cardinal
枢機卿
→カトリックにおいて、教皇の次に高い地位の聖職者を示します
ハイエロファント
Hierophant
法王
→正確には「(古代ギリシャの)神秘儀式の司祭」。法王といっても、ご高名なローマ法王の法王を意味するか否かは諸説あります。また、ハイエロファントを法王と呼んだり司祭と呼んだりするのは、タロット使いにより異なるそうです。日本では某漫画の影響もあって法王が定着していますね。余談ついでですが、ローマ法王は、正しくはローマ教皇だそうです。教会は教皇で統一して欲しいとの声明を出しているものの、メディアではすっかり法王が定着してしまい、混在に頭を悩ませているとのこと
by TempLicense
| 2007-01-18 21:50
| クラス名の由来など