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ゴースティン鯖で頑張る、ふたり血盟の日常。書いている人:仮免許――だったのは過去のハナシ。引退済です。(ナイとは思いますが)私にコンタクトをとる必要がある場合は相方までお願いします。


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猫とはなんぞや

ウォーロックになってからしばしの時間が過ぎました。
その間に、そこそこPTやらレイドやらも経験してきたのですが、
かつての超不遇っぷりから比べますと、
だいぶ人口が増えたものの、
やはりサモナーという職業は謎多き職業のようです。

とにかく「buff何をしたらいいのかわからない」といわれますし、
猫の特性や、キュービックで驚かれたりなど、
さまざまな状況に出くわしました。

実は先日、アデン仲間なある方々と食事なんぞをしてきたのですが、
「日記で猫使いとはなんぞや!って解説しようよ」
との勧めも受けまして……。
僭越ながら、諸先輩からの知識の受け売りも交えて、
猫使い、さらにサモナーそのものについて、軽く解説させていただきます。

また、あまりテキストを書きすぎると、
「読む気が失せる」方が続出する気配が濃厚なため、
ざっくりと書いていますことをご了承ください。


【猫の種類】

一般に知られているように、猫は4種類おります。
また、猫に限らず、馬や影も同じような分類ができますので、
一緒に紹介してみます。



ミュー ザ キャット
猫とはなんぞや_a0030061_20183224.jpg

→通称1クリサモンとも呼ばれます。
通称が示す通り、召喚に必要なクリスタルがDクリ1個のみ
とても経済的な猫ですが、
mobを倒した際の取得経験値の90%を奪います。
つまり、経験値が5000の敵を倒した場合、
たったの500しか経験値が術者に入りません、ひどすぎます。

攻撃手段は魔法です。
魔法の威力は同レベル帯のWIZ職とほぼ互角なのですが、
詠唱速度が遅い上にスキルディレイも長いため、
魔法だけの狩りは困難を極めます。

主な用途は移動時の護衛用や、釣り時の保険用など。

同カテゴリのサモンに、
ユニコーン ミラージュシルエットがいます。
使い方や能力はほぼミュー猫と同じと考えてよいようです。



キャット ザ キャット
猫とはなんぞや_a0030061_20184569.jpg

→通称Oβサモン。
召喚にはDクリが必要で、その必要量は、
術者のスキルレベル上昇と共にガンガン上昇
たとえば術者が74歳で取得したスキルで召喚すると、
召喚時に8個、さらに4分ごとに6個のクリを食べまくり、
1時間の召喚中に92個ものDクリを食い尽くす計算です。

経験値は30%を吸収し、術者には70%の経験値が入ります。
ステータス的にクセがなく、殴り主体で戦うため、
愛用される方が非常に多い猫です。

固有能力として術者へのリチャージを持っており、
これを術者に使用することで、
狩りにおける持久力は大幅に増します。
(術者はWIZ時代のハイヤーマナゲインを持つため)

同カテゴリのサモンとして、
ユニコーン ボクサーシャドーがいます。
ボクサーは猫と同じと考えてよいのですが、
シャドーだけは、特筆すべき能力を持っているのです。
それはHP吸収能力
Vレイジをパッシブで持っていると思っていただければOKで、
その回復力は実に15%程度といわれています。
(しかもシリエルやダンサーの吸収buffも累積します)
残念ながらリチャージは持たないシャドーですが、
このパッシブVレイジのため、圧倒的な狩り持久力を誇ります。



カイ ザ キャット
猫とはなんぞや_a0030061_2019547.jpg

→通称C3サモン。
経験値は10%しか吸収しないため、レベル上げには最適です。
もちろん、おいしい話には裏がありまして、
この猫はCクリを大量に消費します。
その消費量は74歳時点で1時間につき46個
これはCクリスタルが2750aで確保できたとして、
126500aも召喚しているだけで消費することに他ならず、
私の中ではブルジョワサモンと呼ばれています。

ブルジョワだけに攻撃力は他サモンに比べて高く、俊足なのも特徴。
WW2が入った場合の移動速度は、
スプリント2+風歌のシンガーとほぼ同等
です。

また、猫使い以外にはほとんど知られていませんが、
ダメージ反射シールドを自前で持っています。
C4までは頻繁に掛け直す必要があったものの、
C5からは持続時間がやや長くなりました。
カイ猫が空中に浮き上がってシールドbuffのエフェクトが発生したら、
これを展開している瞬間ということです。

同カテゴリのサモンは、ユニコーン メロウソウルレス
メロウはサモンの中でも変わり種のサモンで、
範囲魔法を持っています
馬使いはサモンに対するエンパワーを修得するため、
過去の戦場からサイレントバレー、さらにDVCなどでも、
メロウでPTmobを殲滅させるなど、豪快な狩りが可能です。
一方、ソウルレスに関しては、毒を与えたりmobの死体を爆発させるなど、
クセが非常に強いサモンです。
しかも、契約の対価というDebuffが術者に掛かります。
内容はMP回復が大幅に遅くなるというもので、
ソウルレス召喚中の影使いは、出血のエフェクトがかかり、
常に「うっ! うっ!」と苦しげな声を出しているのです。



クイーン オブ キャット
猫とはなんぞや_a0030061_20191729.jpg

→通称C4サモン。
PTに入れないサモナーへの救済策として用意されただけのことはあり、
経験値が95%も術者に入ります。
召喚にはCクリが必要で、消費量はカイと同等。
移動速度もカイに迫るものがありますが、攻撃力は貧弱のひとこと
(カイ猫の3~4割程度のダメージしか与えていない模様)

かなり有名になっていますが、
PT用の特殊なbuffを持つのが女王の最大の特徴ですね。
それぞれのbuff内容は以下の通り。

ブレッシングオブクイーン:PTMのクリティカルとクリティカルダメージを上昇させます(2分)
Lv1~3:基本クリティカル+25%/クリティカルダメージ+20%
Lv4~6:基本クリティカル+27%/クリティカルダメージ+22%
Lv7~ :基本クリティカル+30%/クリティカルダメージ+25%

ギフトオブクイーン:PTMの基本攻撃力と命中率を上昇させます(2分)
Lv1~3:基本攻撃力+6%/命中率+2
Lv4~6:基本攻撃力+8%/命中率+2
Lv7~ :基本攻撃力+10%/命中率+3
(※ブレッシングオブクィーンとギフトオブクィーンは重ねがけ不可)
キュア:命中と攻撃力・攻撃速度の低下Debuffを解除。解除率は100%ではないものの、スキルエンチャントで解除確率が約80%にまで上昇するそうです。

基本的に使用するのはブレッシングオブクイーンのみです。
火力上昇力は、召喚者自身には微妙なものですが、
弓職や短剣職の方にはかなり寄与します。
経験上、もっとも強力な使い方は、
踊と歌が入った状態で、さらに女王buffを加えること。
弓が、かなり気合の入ったクリティカルを連発し、
気がつくとレイドボスのタゲを奪っています……。

また、上昇する火力がさほど変わらないことと、
女王自身の火力はほとんど期待できないにも関わらず、
クリスタルの消費量はうなぎ上りであるため、
女王のスキルレベルを止めている猫使いも多いようです。

同カテゴリのサモンはユニコーン セラフィムナイトシェード

セラフィムはPTMのMP回復速度を3割ほど上昇させたり、
魔法スキルのディレイを3割ほど短縮したりできます。
また、セラフィムはPTMの麻痺・沈黙・睡眠・ホールド・ショックを、
やはり100%ではないものの解除できるという、
かなり優れた能力を持ちます。
麻痺やスタンに対しての回復手段を持つのは、
もっと知られてよい事項だと思いますね。

そして一風変わったサモンを多く持つ影使いですが、
やはりナイトシェードも相当な変わり者です。
猫や馬のようなbuffは持たず、
敵に対してヘイトと同時に防御力&魔法防御力を低下させるという、
固有Debuffを持っています。
さらにナイトシェードのHPを消費し、
PTMのHPを回復するサクリファイスというスキルも。
ぶっちゃけ、使いどころが難しいそうです……。


……だいぶ長くなってしまいました。
さっくり後半戦といきます。


サーヴィター ヒール
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猫は防御力がかなり低い存在です。
具体的にはローブ装備のサマナー本体と大差ありません
そんな猫がFAを取れるのは、このヒールのおかげでしょう。
これは猫にしか使えないヒールで、
エフェクトもMヒールやGヒールに比べると地味ですが、
回復効率は同レベル帯のビショップに比肩します
また、ヒールする時に猫をタゲる必要がありません。



サーヴィター リチャージ
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→その名の通りで猫にリチャージします。
SP節約の意味もあり、ぶっちゃけ私は使っていません
女王猫で頻繁にbuffをする時に、
ちょっと欲しいかな?と思った程度ですね。
馬使いさんなどですと、事情が変わるのかもしれませんが。



サーヴィター キュア
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→猫の出血と毒を治療します
本体は治せませんのでお薬必須です。



サーヴィター ブレッシング
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→猫のホールドと麻痺
さらに効力3以下の攻撃速度、移動速度の低下を治療します



トランスファー ペイン
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→術者が受けたダメージを猫に分散させます。
トグルスキルなので、持続的にMPを消耗しますが、
術者がFAする場合や、危険な狩場などで圧倒的に有利になります。



サーヴィター アルティメット ディフェンス
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→存在を知られていないことが多い猫版UD
ナイト職のUDと同じく発動中は動くことができませんが、
ソロ時に大リンクに見舞われたり、PTが危機に陥った場合など、
生存率が大幅に上がる素敵スキルです。
もちろん本職のナイトには敵うべくもありませんが、
ダンサーやシンガーのUDぐらいには硬くなります。
殴られる猫を必死にヒールしたヒーラーさんにタゲが移ると、
目も当てられない状況となってしまいますので、
UD発動時にはマクロ連打でUD宣言をするようにしています。
(※12月29日一部修正:猫のタゲはヒールでは剥がせないとのコメント有り。検証待ち)



サレンダー トゥ ファイア
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→ウィザード時代に修得しているスキル。
射程が長く消費MPも微々たるものなので、
私はこれでmobをよく釣ります
他のサマナーさんも、使う方がいらっしゃるようです。



ストーム キュービック
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→風属性の魔法を気まぐれに発射するキュービックです。
他職のキュービック同様、
レベル上昇と共に消費するDクリが増えていきます。
悪くはないキュービックなのですが、
スリープされているmobを起こすこともあり、
アイスクイーンレイドや、ソロでたまに使うくらいです。



バインディング キュービック
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→気まぐれに敵を麻痺させてくれるキュービック。
C5になってから、麻痺確立が体感で上昇しました
ネクカタのようなHPが2倍だとか3倍のmobを狩る場合、
かなり頼れる存在です。
白~緑mob相手なら、そこそこ麻痺が決まりますね。



マス ストーム キュービック
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ストーム キュービックをPTM全員に装着します
レイドなどで使用すると効果はかなりあるのですが、
最高でDクリを56個も消費するため、
お祭り用スキルとしての意味合いも強いです。

ちなみに、キュービックはすべて15分で消えます
buff時間と食い違うのが最大の欠点かもしれません。



猫使いが持つ自己buffについて

サマナー以外の方にとって、
もっともわかりにくいのが、サマナーの自己buffのようです。

ここでは、あえて正式な名前ではなく、
わかりやすく列挙してみます。

猫使いは、猫にだけ掛けられるbuffを持ちます。
その種類は以下の4種類。

・シールド3
・マジックバリア3
・WW2
・ヘイスト2

猫とはなんぞや_a0030061_20215397.jpg
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(WW2は猫使い固有能力)
まとめますと、PT時に猫にかけていただきたいbuffは攻撃系buff
これに尽きます。

必ず欲しいのがマイト

次点でブレスザボディVレイジクリティカルbuff
狩場によってはメンタルシールド等も欲しいところ。

※馬使いの場合:シールド3/マジックバリア3/ヘイスト2/エンパ3(ブライト サーヴィター)
※影使いの場合:シールド3/マジックバリア3/ヘイスト2/マイト3(マイティー サーヴィター)
〔12月28日追記〕

いかんせん猫は猫パンチですから、
クリティカルはそれほど出してくれません。
そのため、PTでプロフさんのbuff、
さらに歌踊などが加われば加わるほど、
本職アタッカーさんとの差が開きます
猫がもっとも強さを発揮するのは、
少人数PTの時であるといえるかもしれません。



猫SSについて

猫はペット管理人で購入できるビーストショットを使用することができます。
通常のキャラクターが使うSSと同様の効果が期待できるのですが、
猫スキルレベル上昇と共に、SS消費量もバリバリ上昇します。
ビーストショットは通常のSSよりは軽いものの、
1buffの間に1800発ほど消費するため、
フルSSでPTなどをしていると、えらい勢いで赤字です。
さらに本体もSS殴りをしていたりするため……はい。

そのため、私はソロ時にはノンSS狩りや、荘園を利用しています。
人気の種がなかなか入手できない荘園ですが、
猫が殴っている間にすべてを済ませてしまえるため、
かなり荘園狩りに適している職業だと思います。

PT時の出費は、考えないようにしています。
赤字なのは、私だけではありませんしね
身内狩りの場合などは、ほどほどにSSを抜くこともしますが。



以上、大雑把ではありますが、半熟猫使いの視点で書いてみました。
広いアデン、私ごときよりよほど習熟しているサマナーさんが、
星の数ほどもいらっしゃることでしょう。

とりあえず、サマナーに触れたことのない方に、
概要でもお伝えできたなら幸いです。
by TempLicense | 2006-12-27 20:17 | リネージュ2